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世界で活躍する日本人ワイン醸造家

テレビ東京「クロスロード」で昨年11月頃紹介され、
ちょうど発売したばかりの2013年プリムールやル・カノンが
あっという間に売れてしまったローヌの大岡弘武さん。

極力手を加えない自然な造りから生み出されるワインは、
一度でも飲んだことがある方ならお分かりだと思いますが、
ピュアな旨みにあふれ、まっすぐジューシーな味わい。
「ワインとはこうあるべきだ」みたいな枠からたとえはみ出ていても、
自分が美味しいと思うワインを、信念をもって造られてます。
★ラ・グランド・コリーヌ(大岡弘武)/12ル・カノン ロゼ

南半球のニュージーランドでも、日本人醸造家の方が
素晴らしいワインを造っています。

もはや世界のKUSUDAといってもいい楠田浩之さん。
「世界をあっといわせるピノノワールを」との想いから10年以上が経ち、
今ではロンドン市場でも高い評価を得ています。
可能性に満ち溢れたニュージーランドはマーティンボロの個性を
引き出しながら、日本人らしい繊細な仕事がうかがえるワイン。
美味しいのはもちろん、いろんな想いや物語が詰まっています。
★クスダ/11ピノノワール

ニュージーランドはセントラルオタゴでワインを造っているのは佐藤嘉晃さん。
大手銀行を退職し一念発起してワイン造りの道へ。
「ランソリット」とは仏語で「奇妙な、風変わりな」という意味ですが、
「まあランソリットなのは僕自身なんですけどね」と笑いを誘う佐藤さんは
もともと関西の方だとか。

陽気で親しみやすさがありながらも、どこかシリアスな凝縮感もある
ピノノワール・ランソリット2012年。楠田さんのピノノワールと飲み比べる
というのも実に興味深いのではないでしょうか。
★サトウ/12ピノノワール ランソリット

そして、ボルドーからは篠原麗雄さんのクロ・レオ。
篠原さんの自宅前に広がる約0.8haのブドウ畑から造られる、
ごくごくわずかなマイクロキュヴェ。

「クロ・レオはパワフルな味わいなので、お肉を食べながら一緒に飲むのがベストです。」
「焼き肉やステーキなど一緒に飲んで、ライオンになってください。」
肉食系を自認するならば、ぜひこのワインを飲んでみて下さい。
豪快な力強さだけではなく、優しく繊細な旨みに感動を覚えること間違いなしです。
★クロ・レオ/11コート・ド・カスティヨン

世界で活躍する日本人ワイン醸造家_b0206537_15312177.jpg

日本の食卓になじむワイン、なかでも日本ワインをご提案しています
パピーユジャポネーズ。しかし世界で日本人が造るワインも、
どこか「日本」の味がするのはなぜなのでしょうか。

日本ワインとはまた違う日本人のワイン。ワインは土地の個性を写すだけでなく、
人柄をも反映する飲みものなのかもしれません。
みなさまのご来店、心よりお待ちしております。

Dai Aramaki
by kokusan_fujimaru | 2014-02-02 15:31 | ワイン全般