テレビ東京「クロスロード」で昨年11月頃紹介され、
ちょうど発売したばかりの2013年プリムールやル・カノンが
あっという間に売れてしまったローヌの大岡弘武さん。

極力手を加えない自然な造りから生み出されるワインは、
一度でも飲んだことがある方ならお分かりだと思いますが、
ピュアな旨みにあふれ、まっすぐジューシーな味わい。
「ワインとはこうあるべきだ」みたいな枠からたとえはみ出ていても、
自分が美味しいと思うワインを、信念をもって造られてます。
★ラ・グランド・コリーヌ(大岡弘武)/12ル・カノン ロゼ

南半球のニュージーランドでも、日本人醸造家の方が
素晴らしいワインを造っています。

もはや世界のKUSUDAといってもいい楠田浩之さん。
「世界をあっといわせるピノノワールを」との想いから10年以上が経ち、
今ではロンドン市場でも高い評価を得ています。
可能性に満ち溢れたニュージーランドはマーティンボロの個性を
引き出しながら、日本人らしい繊細な仕事がうかがえるワイン。
美味しいのはもちろん、いろんな想いや物語が詰まっています。
★クスダ/11ピノノワール

ニュージーランドはセントラルオタゴでワインを造っているのは佐藤嘉晃さん。
大手銀行を退職し一念発起してワイン造りの道へ。
「ランソリット」とは仏語で「奇妙な、風変わりな」という意味ですが、
「まあランソリットなのは僕自身なんですけどね」と笑いを誘う佐藤さんは
もともと関西の方だとか。

陽気で親しみやすさがありながらも、どこかシリアスな凝縮感もある
ピノノワール・ランソリット2012年。楠田さんのピノノワールと飲み比べる
というのも実に興味深いのではないでしょうか。
★サトウ/12ピノノワール ランソリット

そして、ボルドーからは篠原麗雄さんのクロ・レオ。
篠原さんの自宅前に広がる約0.8haのブドウ畑から造られる、
ごくごくわずかなマイクロキュヴェ。

「クロ・レオはパワフルな味わいなので、お肉を食べながら一緒に飲むのがベストです。」
「焼き肉やステーキなど一緒に飲んで、ライオンになってください。」
肉食系を自認するならば、ぜひこのワインを飲んでみて下さい。
豪快な力強さだけではなく、優しく繊細な旨みに感動を覚えること間違いなしです。
★クロ・レオ/11コート・ド・カスティヨン

b0206537_15312177.jpg

日本の食卓になじむワイン、なかでも日本ワインをご提案しています
パピーユジャポネーズ。しかし世界で日本人が造るワインも、
どこか「日本」の味がするのはなぜなのでしょうか。

日本ワインとはまた違う日本人のワイン。ワインは土地の個性を写すだけでなく、
人柄をも反映する飲みものなのかもしれません。
みなさまのご来店、心よりお待ちしております。

Dai Aramaki
[PR]
by kokusan_fujimaru | 2014-02-02 15:31 | ワイン全般 | Comments(0)

三連休もおわりクリスマスも過ぎると、いよいよ年末モード。
ほんとに一日が5時間くらいで終わってしまっているような感覚ですが、
もう一週間もすればお正月です。

ワイン好きな方なら、年末年始にどんなワインを飲もうか
そろそろ悩んでいる時期ではないでしょうか?

いただきものの高価なボルドー・グランヴァン
大好きな造り手のブルゴーニュ特級畑
セラーで眠らせていたクラシックなバローロ

などなどいろいろあるかとは思いますが、
乾杯の一杯にはやっぱりシャンパーニュではないでしょうか!?

というわけで、パピーユジャポネーズではいつにもまして
シャンパーニュの品揃えを強化しております。

様々なシーンでよく見かける大手メゾンのものはほとんど置いてありませんが、
個性が光る、人柄の滲み出た、面白みのある小規模生産者のシャンパーニュを、
いろいろと取り揃えております。

b0206537_154578.jpg

★フルーリー/フルール・ド・リョーロップ・ブリュット・ナチュール
エルヴェ・ジェスタンによるコンサルタントのもと味わいが進化してきたフルーリー。
柔らかくナチュラルな質感。じんわりと溶け込むようなきめの細かい泡。
口の中にずっと留めていたい美味しさ。

★クレモン・ペルスヴァル/トラディション・ブリュット
異なるテロワールの味わいを明確に表現する若手醸造家、クレモン・ペルスヴァル。
砂質土壌のシャルドネはピノ・ノワールやピノ・ムニエとアッサンブラージュ。
シャムリィ村の特徴的な味わいを表現したトラディション・ブリュットに。

★ベレッシュ/リヴゴーシュ
ピノ・ムニエ100%によるブラン・ド・ノワール。1969年植樹のヴィエイユ・ヴィーニュで
2008年単一年産。デゴルジュは2011年11月。ゆったりとした柔らかさ、
クリーミーさ、そして微かなスパイシーさ。若手醸造家のなかでもリーダー格と目される
ラファエル・ベレッシュの渾身の力作。

日本のスパークリングもいかがでしょう。

b0206537_15453883.jpg

★ココファーム/09NOVO ノボ・ブリュット
日本の伝統的なブドウ品種から造られ、さわやかな辛口の、芯のある高貴な
スタイルに仕上がっています。ワインは大量生産を行わず、すべて手作業で
瓶詰めされています。

★サントリー/登美の丘 甲州スパークリング2009
登美の丘ワイナリーの自園産ぶどうを丁寧に手摘みし、瓶内二次発酵後に
17ヶ月間の熟成。柑橘系や青リンゴのような爽やかな香りと、
やさしくまろやかな口あたり。サントリーが本気で造った謹製スパークリング。

★琵琶湖ワイナリー/浅柄野スパークリングワイン赤マスカットベーリーA
自社農園産マスカットベリーA100%使用。果実味たっぷりのベリーA香が
心地よく、食中酒にも向くフルーティーな辛口スパークリングワイン。

さて。2014年はどんなシャンパーニュで迎えましょう?
私もしばらく悩むことにします。。

ここで紹介した以外にも各種取り揃えておりますので、
お気軽にお問合せください。
みなさまのご来店、心よりお待ちしております!

Dai Aramaki

【年末年始のおまとめ買いに!お得なワインセットはいかがでしょうか。】
★ワインショップFUJIMARU・セレクト 各種ワインセット

【フジマル醸造所のフラッグシップ的ワインです!】
島之内フジマル醸造所/キュベパピーユDSL2013年

※2013年内は29日まで営業しています。
24日(火)も営業しております、
お買い物ついでにお気軽にお立寄りください。
営業時間13:00~22:00
なお年始は2014年1月7日より営業です。
[PR]
by kokusan_fujimaru | 2013-12-24 15:48 | ワイン全般 | Comments(0)

新入荷ワインいろいろ

12月もいよいよ後半。
今年も残り二週間を切ってしまいました。

昨夜は今年最後の満月Pub。
なんとか最後に滑り込ませていただき、T&C他谷シェフのカレーに
ありつくことができました。

さてカレーにはどんなワインがあうんでしょう?
スパイシーなもの?ゲヴュルツっぽい甘みがあるもの?
サラッとした辛口?まあいろいろ試してみたいところですが、
香辛料がバシッと効いた清々しいカレーには、こんな赤ワインはいかがでしょう。

b0206537_16572562.jpg

マルサン葡萄酒/アジロン百(赤)2013年(写真真ん中)

アジロンって何?
実はアジロンダックという黒ブドウが山梨で少しだけ栽培されています。
栽培が難しく年々減少しているそうなのですが、ワインにすると結構個性的な
味わいに。

カンパリやカシスのようなリキュールを思わせる香り。
甘い香りに苦みも加わって独特の存在感。
飲んでみると後味はドライで、心地よい酸味も広がる食中酒。
お好み焼のソースなんかにもあいそうな、グッと懐かしい美味しさなんです。

メルローとプティベルドーのブレンド赤ワインも造っているマルサン葡萄酒。
甲州・百も入ってきました。

その他には高畠ワイナリーからシャルドネ・ナイトハーヴェスト(写真左)が新入荷。
熊本ワイン、三次ワイナリーなどでも人気を博したナイトハーヴェスト、
さて高畠さんはどんな感じに仕上がっているのでしょうか。。。

b0206537_1659234.jpg

すべてのワインをラッピングやギフト箱にお入れすることができます。
ご贈答・お遣い物などにご利用ください。

それからオーストラリアから興味深い赤ワインが。
ビトウィーン・ファイヴ・べルズ/レッド2012年(写真右)。
2009年にビクトリアのジーロング地方に設立された、まだ新しいワイナリー。

かなり自然な栽培・造りを志向しており、自然で素朴、がぶ飲みできる
シラーズやグルナッシュのベースのワイン(例えばドメーヌ グラムノン)などに
インスピレーションを受け、今の地にワイナリーを開いたとのこと。

マスター・オブ・ワインのネッド・グッドウィンさん曰く
「ビトウィーン ファイブ ベルズのワイン全てに共通しているのが、
“ドリンカピリティ”。つまり非常に飲みやすく、ガブガブ飲める
豪快なワインだという事。」

シラーズ、グルナッシュ、サンジョヴェーゼ、ジンファンデルという興味深いブレンド。
一切の添加物を加えておらず、。醸造家デヴィッドによると
このワインは「作った」のではなく「生まれた」のだと表現しています。

フランスやイタリアなどヨーロッパにおけるヴァン・ナチュールと、
アメリカやオーストラリアなどにおけるそれとはずいぶん異なる印象が
あったのですが、このワインはどんなメッセージを伝えてくれるのでしょうか。
とくにグラムノンにインスピレーションを受けて、、
というくだりが楽しみで仕方ありません。

ご興味ある方はぜひ。近々まずは一本飲んでみようと思います。
みなさまのご来店、心よりお待ちしております。

Dai Aramaki

【年末年始のおまとめ買いに!お得なワインセットはいかがでしょうか。】
★ワインショップFUJIMARU・セレクト 各種ワインセット

※2013年内は29日まで営業しています。
23日(月)、24日(火)も営業しております、
お買い物ついでにお気軽にお立寄りください。
営業時間13:00~22:00
なお年始は2014年1月7日より営業です。
[PR]
by kokusan_fujimaru | 2013-12-18 17:01 | ワイン全般 | Comments(0)

ラベルに大きく「新酒」という文字が躍るものもあれば、
華やかな花柄の物、「2013年」と誇らしげに書かれたもの、
あるいは、いつもとまったく変わらないデザインのものなど多種多様。

本日11月2日、山梨の甲州種とマスカットベイリーA種のワインが発売解禁となり、
これで日本ワインの2013年新酒がほぼ出そろいました。

b0206537_1582113.jpg

山梨からは5種類。
手ごろな価格ながら辛口、やや甘口、シュールリーなど甲州のいろんな魅力を
教えてくれる甲斐ワイナリーから、かざま甲州辛口2013年

安定感のある中央葡萄酒からは今年もセレナ甲州マスカットベリーAを。
通年コンスタントに人気のあるワインなので、ラベルにはとくに新酒と謳っていません。

そして、昨年に引き続きシャトー酒折からは2013年甲州にごりを。
発酵したてのワインを濾過をせずそのまま瓶詰めした、まさに今しか
飲めないワイン。プチプチと弾けるようなフレッシュ感に、みずみずしい
果実感。恵みの秋を実感できる味わいです。

サントリーからはジャパンプレミアム・マスカットベーリーA新酒2013年
大手だからこその技術力と安定感。「日本の旬を味わう」と題したサントリー
の本気に期待が高まります。

思い返してみるとワインを飲み始めたのはたしかジョルジュ・デュブッフの
ボジョレー・ヌーヴォーだったような。。。ワインの裾野を広げて、もっと
日本ワインを身近なものにするためには、大手メーカーの力は欠かせません。

そして、この3連休中は山梨の新酒から2種類をテイスティング用にご用意します。
甲斐ワイナリーのかざま甲州辛口新酒と、
サントリーのジャパンプレミアム・マスカットベーリーA新酒2013年
です。

その他、すでに発売中の日本ワイン新酒もいろいろと。

b0206537_1584450.jpg

私たちフジマル醸造所が、太子町の農家さんから購入して仕込んだ太子町デラウェア
カタシモワイナリーのKS無添加新酒デラウェアとマスカットベリーA
河内ワインはデラウェア2013新酒
ダイヤモンド酒造のシャンテ・デラウェア・ドライ新酒。ラベルの雰囲気が
グッと変わりました。
そして先週試飲であけた琵琶湖ワイナリーの浅柄野レッドミルレンニューム2013
奥野田葡萄園からは親しみやすい甘口の奥野田ドルチェ・このゆびとまれ
そして信州はすみふぁーむから、数量限定ですがナイアガラ・ドライ・ヌーヴォー
入荷しています。

11月2日(土)、3日(日)、4日(月祝)とも13時から22時まで営業しております。
2種類の日本ワイン新酒も試飲できますので、どうぞお気軽にお立寄りください。
みなさまのご来店、心よりお待ちしております。
※11月5日(火)はお休みをいただきます。

Dai Aramaki
[PR]
by kokusan_fujimaru | 2013-11-02 15:11 | ワイン全般 | Comments(0)

昨日あたりからグッと冷え込んできました大阪の夜。
ようやく秋らしくなってきましたが、ワインもこの時期ならではの
新酒が店頭に並び始めています。

今年収穫したブドウから仕込んだ2013年の新酒。
白ワインはおもにデラウェア、収穫時期が早いため例年10月には
販売開始となります。

今回ご紹介するのは

b0206537_14543673.jpg

★飛鳥ワイン/飛鳥デラウェア―にごり新酒
酵母を取り除かずそのまま瓶詰め、優しい甘みとともに旨みをしっかりと残し、
味わいのある仕上がりに。新酒らしいフレッシュなおいしさ。

★カタシモワイン/KS無添加新酒デラウェア国産 500ml
★カタシモワイン/KS無添加新酒デラウェアマスカットベリーA 500ml
毎年おなじみカタシモワインの500mlサイズの新酒。ブドウそのものを思わせる甘み、
アルコール低めですいすい飲める心地よさ。

実は2012年の新酒も少しだけ残っています。面白い熟成をしていますので
ご興味ある方は飲み比べなどいかがでしょう。
□2012年の無添加新酒デラウェア
■2012年の無添加新酒マスカットベリーA

★奥野田葡萄園/奥野田ドルチェこのゆびとまれ
こちらは山梨から、奥野田葡萄園のデラウェア甘口仕上げ。
完熟デラウェアの持つ濃厚な甘みと豊かな酸味をボトルにそのまま詰め込みました。
お昼下がりの軽いアペリティフに。果物感覚でお飲みください。

他にも辛口デラウェアとしましては
★ダイヤモンド酒造/シャンテ・デラウェア・ドライ
がございます。こちらもおすすめです。

そして。
私たちフジマルスタッフをはじめボランティアの方々の助けを借りて、
ブドウ畑での栽培から丹精込めて育ててきた、
大阪産デラウェアとマスカットベイリーAから造ったキュヴェパピーユの新酒。
藤丸が醸造を始めて4年目のワインですが、今年は島之内フジマル醸造所での
初仕込み、ということで感慨もひとしおです。

b0206537_151429.jpg

こちらは10月19日(土)発売開始予定です。ご予約承っております。
新酒 デラウェア(白)2013年 2,070円(税込)
新酒 マスカットベイリーA(赤)2013年 2,070円(税込)

今年一年の恵みに感謝しながら。。お祭り気分で楽しんでいただければと思います!

Dai Aramaki
[PR]
by kokusan_fujimaru | 2013-10-13 15:01 | ワイン全般 | Comments(0)

今年もいよいよ新酒発売の季節になりました。
私たちがカタシモワイナリーさんから、
マスカットベイリーAが植わる堂ノ内畑を借り受け、
ワインを造り始めて4年目のシーズンです。

毎年いろんなことがありましたが、今年は自分たちの
ワイナリーを立ち上げたという意味で大きな節目の年に
なりました。ブドウ畑は変わらず柏原市に点在している
のですが、収穫したブドウは保冷車などで大阪市内まで
運んで島之内フジマル醸造所に搬入、今年4月にオープン
したワイナリーは7月に入って初めて稼働いたしました。
最初にブドウを搾り、ゆっくりとジュースが流れ出てきた
ときの光景は、今でも目に焼き付いています。

畑ではボ ルドー液以外は年に2~3回ほどの防除のみと
減農薬を心がけ、農作業はすべて手作業で注意深く行いました。
収穫されたブドウは選果、粒よりし健全な粒のみを使用。
ワインをお飲みになるお客様の顔を想像しながら、
スタッフとボランティアの方々とで力をあわせワインを
造りました。本当にたくさんの人に手伝っていただいた
おかげで、このワインは出来上がりました。

発酵中の酸化防止剤は無添加、無濾過・無清澄のためオリや
濁りが生じていますが、ブドウそのものを感じるような
フレッシュで果実味の豊かなワイン。特に赤は色調も薄く、
一見、ロゼに見まがうほど。でも、その飲み心地は
フジマル独特の個性があります。

家族と、友人と、気の置けない仲間と。
このワインが楽しい食卓を演出する一助になれば幸いです。

f0097199_1420077.jpg


※10月19日(土)に発売予定です。

新酒 デラウェア(白)2013年 2,070円(税込)

新酒 マスカットベイリーA(赤)2013年 2,070円(税込)

店頭、お電話、ネットショップ、メールなどでご予約も承っております。
TEL:06-6211-8141
Mail:shopmaster(あっとまーく)wineshopfujimaru.com

その他、2013年の日本ワイン新酒がいくつか入荷しています!
ぜひ今年出来立てのワインをお楽しみください。

★カタシモ/13KS無添加新酒デラウェア国産 500ml

★カタシモ/13KS無添加新酒マスカットベリーA国産 500ml

★飛鳥ワイン/13飛鳥デラウェアー にごり新酒

★ダイヤモンドシュゾウ/13シャンテ・デラウェア・ドライ

★オクノタワイン/13奥野田ドルチェ コノユビトマレ
[PR]
by kokusan_fujimaru | 2013-10-11 14:24 | ワイン全般 | Comments(0)

個性的な甲州ワイン

当店にある日本の白ワインのうち、およそ半分近くを占める甲州ワイン。
香りは穏やかで緩やかな酸味、柑橘的な果実味とアフターに広がる心地よい苦み。
判で押したような甲州ワインの特徴ですが、この甲州らしさに固執するあまり、
平均的にレベルが高い典型的な甲州が市場に出回っているように思います。

もちろん適正な価格で普通に美味しいワインが広く流通することは
素直に喜ばしいことなのですが、ワインの魅力のひとつ「個性を楽しむ」
という観点からすると、もう少し我の強い甲州ワインがあってもいいのではないか、
そんな思いも頭をよぎります。

そこで今回はちょっと変わった個性派甲州をご紹介!まずは


★丹波ワイン/生詰未濾過(甲州)2012
濾過も加熱処理もせず、生詰めでボトリングしました。やや辛口で、
酸味と果実味のバランス良く、かすかな苦みが全体を引き締めています。
はものエスカベッシュや鱸のマリネ、茄子の揚げ浸しなどと相乗します。

b0206537_16272491.jpg

入荷したばかりでまだ飲んでいないのですが、未濾過の甲州ということ、
そしてボトルデザインに惹かれました。
はものエスカベッシュや鱸のマリネ、茄子の揚げ浸し。非常に具体的で
食卓のイメージが湧いてきます。


★マルスワイナリー/甲州ヴェルディーニョ2012
2012年9月に甲府盆地で収穫された適熟甲州葡萄から、フリーランジュース
のみを用いて低温発酵し瓶詰め。発酵由来の炭酸ガスがわずかに溶け込んだ、
活き活きとした味わいが特徴です。
b0206537_16275586.jpg

気分的には夏向けですが、最初の一杯には最適。アルコール度数も10度と低めで
クリスピーな触感が気持ちいいです。柔らかくおおらかな酸とじんわり染みこむ
優しい果実味。こういうポジションの甲州は唯一無二かもしれません。


★ココファーム/甲州FOS2009
「甲州F.O.S」は淡くやわらかな白ワインとは正反対です。可能な限り葡萄から
香りと成分を抽出し、赤ワインをつくるように皮と共に発酵させました。
(注意:これは白ワインです。)他の白ワインとは違う、深い色、
広がりのある複雑なアロマ、渋味がつくる口当たりの強さを有するワインになりました。
すべての人に受け入れられるとは思いません。でも、“常識破り”に興味のある方、
冒険したい方は普通でない、パワフルな甲州をお楽しみください。

b0206537_16282947.jpg

それまで飲んだ事のある甲州ワインと比べて目から鱗だったワイン。
ブランデーを思わせる凝縮感のあるアロマ、ほとばしる苦みとその奥にある繊細な旨み。
ファーメンティッド(F)・オン(O)・スキン(S)、果皮を浸漬したままの発酵。
甲州ブドウのあらゆる個性を引き出した、ある意味ココファームのフラッグシップ
なのではないか、とさえ思っています。

ワインの個性が強すぎてお料理には?と思われるかもしれませんが、これが
中華料理などと好相性。チーズなど発酵食品全般にも面白そうです。

造りはだいたい同じでも醸造家によって味わいが異なってくるのがワインの面白さ。
狭いようで実は深い甲州ワインの世界に、分け入ってみませんか!?

Dai Aramaki
[PR]
by kokusan_fujimaru | 2013-09-29 16:42 | ワイン全般 | Comments(0)

まだ先の話かもしれませんが、今年も新酒の季節がやってきます。
フランスのボジョレー・ヌーヴォーの解禁日は11月21日の木曜日。
オーストリアのホイリゲは11月11日出荷開始予定。
ギリシャ、南仏、ロワールのヌーヴォーはボジョレーよりも
少し早い時期に飲めるかもしれません。

まだ出来上がっていないワインをお薦めするのは非常に心苦しくはありますが
まぁお祭りですし、葡萄の良し悪しというよりも今年のワインはどんなだ?
と楽しんでもらえればいいのかなと思います。
参考までに当店のヌーヴォーに対する考え方をどうぞ。

また、新酒のご予約はまだ出来上がっていないワインのご注文です。
今後の現地の気候や到着までの事故などで用意ができない可能性もあります。
あらかじめご了承ください。

特に私たちが扱っています小規模だけど気持ちのこもった生産者たちは、
よりよいワインにするために様々なリスクを背負ってワイン造りに
励んでいます。自然相手の仕事ですので、不測の事態も考えられます。
どうぞお含みおきください。

f0097199_192028.jpg


続きはこちらから
[PR]
by kokusan_fujimaru | 2013-09-23 15:45 | ワイン全般 | Comments(0)

いつもは週末限定のみの店頭試飲ですが、本日は特別に
セイズファーム(富山県)のメルロー2011年が開いています!
試飲ご希望の方はおっしゃってください、残りわずかしかないので
なくなってしまった場合はご容赦を。。。

b0206537_13304825.jpg

外来の赤ワイン用品種としてはかなり成功している部類に入るメルロー。
長野、山梨、大阪、新潟などで造られているのは知っていましたが、
富山県氷見市のワイン、というのはあまりお目にかかった方もいないのでは・・。
セイズファームHP

どんな味わいかといいますと。。中心部分にはふくよかな果実味があるのですが
決して濃すぎず、ゆるーい隙間を感じられる上品なスタイル。
ぜひ実際に飲んで、その質感をお試しいただければと思います。

みなさまのご来店お待ちしております!

Dai Aramaki
[PR]
by kokusan_fujimaru | 2013-01-29 13:31 | ワイン全般 | Comments(0)

9月14日、ときおり激しい雨が降るなかワインショップFUJIMARU2階にて、
楠田浩之さんによるKUSUDA WINESセミナーが開催されました。

私(荒槙)自身、楠田さんにお会いするのは9年ぶりでした。
ニュージーランドへワイナリー訪問に行ってから、もうそんな時間が経っていたのです。

b0206537_17143449.jpg

これまでの10年間を振り返るような懐かしい写真がスライドに流れました。
それを見ながら楠田さんが、ワインを好きになったきっかけ、またワインを造ろうと
思ったときの心境、そして実際にワイン造りを学ぶためにドイツへ渡ったときのことや、
ニュージーランドに移住してきてからの苦労話などなど、ものすごく濃くて深い時間だったと
想像するのですが、まるで何事もなかったかのように淡々と語られました。

b0206537_171458100.jpg

「人生において何をしたいか」
これを明確に描き、そしてそのために着々と準備をし、決断していく。
言葉にするのは簡単ですが、なかなかできることではありません。

「日本人である自分が造ったワインで、世界をあっと言わせたい。」
「そのためにはすでに名声のあるブルゴーニュの畑でワインを造るのではなく、
まだまだこれからというニュージーランドで、一から勝負をしたい。」
「そうして初めて日本人でもワイン文化を理解できるのだ、と証明することができる」
楠田さん本人の言葉がグッと胸に響きます。

b0206537_17152287.jpg

ワインは5種類をテイスティング。白ワインはリースリング2011、
コルク栓とスクリューキャップの飲み比べ。
フレッシュさをしっかりキープするスクリューキャップと、
多少の複雑性を内包する表情豊かなコルク栓。
今後どのように熟成していくのか興味が尽きないところ。

ピノノワールは2010年。繊細な果実の風味と優しい酸が織りなす、
絶妙のハーモニー。

メルロー・カベルネソーヴィニヨン2008もずいぶんこなれて美味しくなっていました。
でも、まだまだよくなりそうです。

そして今もっとも楽しみなのがシラー。マルティンボロの気候と高樹齢のシラー、
そこに緻密な畑仕事が加わり、収穫時には尋常ならざる選果を経て、大切に醸された
シラー2009年。世界の評論家からも注目され、もしかしたら数十年後には
ニュージーランドを代表するブドウ品種になっているかも、とのことでした。
(オンラインショップでも販売しております。)

畑や醸造場での細かい作業について、またヴィンテージごとの特徴や苦労話など、
いろいろお話しをきくことができました。でも一番印象に残っているのは、
「よくテロワールといいますが、私はこの中でも人の割合が大きいと思っています」
という言葉でした。

まず楠田さん本人の強い気持ち。世界で通用するワインを造りたい、という気持ち。
そして楠田さんの想いに賛同し、NZまでお手伝いに来られたたくさんの方々の気持ち。
そして日本で、楠田さんのワインを扱う人々、それらを飲み楽しむ人々の想い。
いろんな人の想いが、ワインボトルに詰まっているのかもしれません。

セミナーの最後に、あらためてワインをテイスティングしてみました。
今まで感じることのできなかった何かが、フワッと身体のなかに入ってきたような、
そんな気持ちになりました。

KUSUDA WINES 10周年おめでとうございます。
そしてこれからも、もっともっと楽しみにしています。

Dai Aramaki
[PR]
by kokusan_fujimaru | 2012-09-17 17:24 | ワイン全般 | Comments(0)