かすかにオレンジ色がかったような、やや薄目な色調。
愛らしい赤い果物の香り、干し柿や杏子のようなニュアンス。
厳しいところがなく、柔和で穏やかな触感。ミネラルを感じさせつつ
じわじわと、滲むように旨みが広がっていくワイン。

今日も日本ワインのご紹介ではなく、最近個人的にハマっている
ギリシャのワインを。

b0206537_1464053.jpg

ドメーヌ・ティミオプロス/ナウサ・ジューヌ・ヴィーニュ・ド・ジーノマヴロ2012年

ブドウ品種はジーノマヴロといって、ピノノワールの遠縁にあたるとか。
赤系果実やオリエンタルスパイスの香りはなるほどピノノワールを連想させますし、
柔和でなめらかな質感と親しみやすさにはガメイを思い起こすかもしれません。

ギリシャワインというと、一時期はレッチーナと呼ばれる松脂ワインがもてはやされ、
それらを含めて安価なワインの供給地というイメージでした。

しかし志の高い生産者はいますし、それらを発掘して日本に紹介してくださる
インポーターさんがいます。

ずいぶん前にワインの教科書で学んだギリシャワインの知識と、
量販店か居酒屋で安く売られていたギリシャワインの味わい。
そのイメージを根底から覆してくれたのは、昨年秋ごろいただいた
ドメーヌ・スクラヴォスのヴァン・ヌーヴォーでした。

それ以来フランスとも、イタリアとも、スロヴェニアとも違うギリシャワインの個性
に惹かれ、いろいろと試してきましたが、このジーノマヴロの温かみがあって柔らかい、
薄いんだけど隅々まで染み渡るような味わいに触れ、やっぱりギリシャのワインは
面白いなあと感じている次第です。

まだまだ奥が深いギリシャワイン。高額なプレミアムクラスだとまた感じることも
多々あろうとは思いますが、まずはその入り口的な存在として、このティミオプロスや
スクラヴォスのワインはおすすめだと思います。

そうすると自然とギリシャという国に興味が湧いてきます。
どんな歴史があるんだろう?人々はどんな料理を食べているんだろう?
スポーツは何が盛んなんだろう?産業は?宗教は?

ワインを飲むこと、それ自体とても楽しいことですし、
人とのコミュニケーションが円滑になる飲みもの。
そしてそのワインが造られている国や地域に思いを馳せてみるのも、
またワインの楽しさなのかもしれません。

土日は店頭にてテイスティングワインをご用意いたします。
みなさまのご来店、心よりお待ちしております。

Dai Aramaki
[PR]
by kokusan_fujimaru | 2013-12-06 14:15 | その他のワイン | Comments(0)

ほぼ毎日のように道頓堀界隈を通っているのですが、雨の日の道頓堀は
また少し空気感が違っていて面白いです。

普段の底抜けに明るい道頓堀とは違い、ちょっと抑制の効いた明るさ。
ぎらぎらした看板やネオンが、曇天のなか意外とクールに見えてしまったり。

b0206537_15571191.jpg

おそらくはほとんどの方が他地域からやって来た観光客なのでしょうが、
雨の日はなぜか、街ゆく人々までいつもとは違うような気がします。
なんとなく地元の人というか、生活感ある人が多いような。。
あ、土日はWINS道頓堀で競馬やってるからか(笑)

そんな道頓堀で、観光客のみならず地元の人にもおすすめなのが
道頓堀ZAZAの地下で行われているワンコインライブ。
ホームページはこちら

500円で30分、若手お笑い芸人のライブが見られるという、
手作り感のあるライブです。もちろんどうしようもなくつまらない時もありますが、
それも含めてネタということで。。僕ももう3、4回観に行きましたが、
いつもいろんな意味で元気をもらってます。

さて。今日のワインは雨の道頓堀にも似たような雰囲気をもつワイン。
たまには日本ワインだけではなく外国のワイン、それもここのところ
マイブームでもある、オーストリア・ドイツのワインをご紹介します。

b0206537_15591965.jpg

まずはオーストリアからセップ・ムスターの08グラーフ・ソーヴィニヨン(写真右)。
底抜けに爽やかというわけではなく、どこか影を感じ、複雑で、
いろんな要素の詰まったクールなワイン。
道頓堀が一瞬、セーヌ川に見えてしまうようなワインです。。

そしてドイツは南ファルツから気鋭の生産者、(写真左)
ユルゲン・ライナーの12リースリングQT1000mlボトル
もう、1000mlボトルという時点で、このワインは買いです。
っていうくらい1000mlサイズのワインは当たりが多いと思います。
ぜひトライしてみてください。

最後にこちらもオーストリア、ただシリアスなセップムスターとは対照的に
おおらかで間口の広いヴィンツァー・クレムスの11リースリング(写真中)です。
セップムスターが相合橋筋の脇道にひっそりと佇む十割蕎麦屋さんだとしたら、
こちらはさしずめ道頓堀に広く展開する串カツ屋さんといったところ。
いつ飲んでも、誰と飲んでもおいしい安心のヴィンツァークレムス。

そんな、個性豊かなドイツ・オーストリアのワインも少量ですが取り揃えております。
ミナミ・心斎橋へお越しの際は、お気軽にお立寄りください。
ワインに関するご相談はもちろん、道頓堀・ウラなんば情報なんでも承ります!

Dai Aramaki

10月末まで営業中!まだの方はぜひ!
道頓堀にフジマル醸造所あらわる!?
道頓堀リバーテラスにて「フジマル醸造所出張ワインバー」営業中!
土日祝は11時から昼酒も楽しめますよ~!
できたての生樽ワイン、大阪のワイン、日本のワインたくさんあります。
美味しいシュークルートや野菜のテリーヌ、チーズ盛合せもどうぞ。
[PR]
by kokusan_fujimaru | 2013-10-20 16:00 | その他のワイン | Comments(0)