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飲み頃の北海道ワイン

個人で新たにワイナリーを興したりと、動きが活発な北海道。
ワイン産地としての可能性・注目度も俄然高まり、これからが楽しみなところです。

そんな北海道で、およそ40年ほど前からブドウ栽培・ワイン造りを行ってきた北海道ワイン。
今ではそこそこの生産量を誇る中規模ワイナリーとなりましたが、原料葡萄はすべて国産、
それもほとんどを北海道でまかなうという、まさに地域の産業を支える役目を果たしています。

造っているワインは多岐にわたります。自社農園ブドウを用いた「鶴沼」シリーズに、
ブドウ栽培農家の名前を冠した「葡萄作りの匠」シリーズなどが中核をなし、
デイリーワインやスパークリングワインも豊富なラインナップ。

しかし「鶴沼」シリーズは現在、北海道ワインでも完売しており、
次の収穫・仕込みを待たないといけない状況。
新しくリリースされるフレッシュなワインも待ち遠しいですが、
3年~5年ゆっくりと瓶熟を重ねた北海道ワインの鶴沼シリーズ、
今がちょうど飲み頃と言ってもいいのではないでしょうか。

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新鮮な魚介類とあわせて楽しみたい、ほのかな吟醸香もあるヴァイスブルグンダー。
5年以上熟成された2007年ヴィンテージは、どんな風に変化しているのか。

藤本毅さんのレンベルガー2008は、先日飲んでみましたが果実感はそのままに
しとやかさ、なめらかさが出ていてとても上品な仕上がりでした。

その他バッカス2008、トラミーナ2009、北嶋秀樹さんのケルナー2009なども。
熟成した日本のワイン自体、ちょっと珍しいと思います。
在庫限りとなりますので、気になる方はどうぞお早めに。
ご来店お待ちしております!
オンラインショップでも購入可能です

Dai Aramaki
by kokusan_fujimaru | 2012-06-19 15:31 | 北海道・東北のワイン