2011年 01月 17日
南のミュスカデ?ピクプール・ド・ピネ
棚に並んでいるのを手に取るまで、恥ずかしながらよく知らないワインでした。。

それならば、まずは自分で飲んでみないと。
見た目はアルザスボトルのようなスリムなスタイルでしたが、
グラスに注ぐと割と黄色みを帯びた、いかにも南っぽいスタイル。
トロピカルな香りを想像したのですが、意外とキリッと締まってて、
柑橘系の果物や、ほんのりスパイシーな印象も。
フレッシュな酸があるのですが、すごく柔らかくて横に広がるイメージ。
よく熟した果実味ともバランスがとれていて、あっさりしすぎず、そして
野暮ったくもない絶妙のさじ加減。
なるほど、まさに「南のミュスカデ」という表現がぴったりかもしれません!
ピクプール種100%の辛口白ワイン、魚介類との相性もよさそうです。
ただ個人的には、刺身よりも、焼いたり煮たりしたほうが
しっくりくるような気がします。
寒い冬にもお勧めしたい白ワインです。
当店ではフェリーヌ・ジョーダンとアザンの
ピクプール・ド・ピネを扱っています。
Dai Aramaki